【連載 Vol.3 Season2】実は知らない閉経 体の変化!(髪の病院TOKYO)
- 杉本 俊明
- 6月1日
- 読了時間: 3分
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2025.6 Vol.3───────
髪の病院TOKYO「髪から健康に導くコラム」Season2
今回のテーマ:実は知らない閉経 体の変化!
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皆さんこんにちは。
髪の病院TOKYOには40代以上の女性のお客様が主にお越しいただいています。
年齢による髪質の変化、美容と健康、生活習慣、さまざまな観点から美しい髪によみがえるケアを当店ではおこなっております。
そこで今回は、女性の人生の折り返し地点とも言われている閉経
意外と知られていないのですが、閉経は女性の身体に驚くほどの変化をもたらします。
閉経による身体の変化についてご紹介していきます!
┃閉経とは

女性が年を重ねるごとに徐々に卵巣の機能が低下していき、完全に卵巣の活動がストップすることを言います。
月経が来ない状態が12ヶ月以上(1年)続いたときに、閉経という判断がされます。閉経は50歳前後で起こります。
┃閉経による体の変化
①自律神経の乱れ

閉経により卵巣機能が低下し、女性ホルモンが減少してくると、脳はホルモンをなんとかして回復させようと頑張ってしまいます。
しかし卵巣はその指令に答えることができないので、脳は混乱し、暴走をはじめてしまいます。
その影響で自律神経のバランスや感情面などが乱れてしまうのです。
②骨粗鬆症になりやすくなる

女性ホルモンが骨の代謝を調整している為、閉経により女性ホルモンが減少すると骨粗鬆症が発症しやすくなります。
対策としては運動などで骨に刺激を与えて活性化させたり、ビタミンDなどを摂取するようにしてください。
③悪玉コレステロールが増える

エストロゲンという女性ホルモンにはLDLコレステロールの異化、排泄を促す効果などがあります。
閉経によって女性ホルモンの分泌が低下するとLDLコレステロールの代謝が上手く行われず、血中のLDLコレステロールが増加してしまいます。
④肌トラブル

閉経によりエストロゲンが減少すると、肌のコラーゲンが低下し、肌の弾力やハリが失われがちに。
また皮脂量の減少によるツヤの低下や、血流の変化による肌のくすみなども見られます。
真皮の働きが低下し、肌の弾力がなくなったり、シワ、たるみが目立つようにもなってしまいます。
⑤髪質の変化

更年期を迎える40代〜50代になると女性ホルモンの分泌量は急激に低下し、髪のハリコシがなくかる、髪の毛が細くなる、髪がパサつくなど髪質が低下し、閉経後はその変化がより顕著になり、薄毛が目立ってくることもあります。
閉経後の過ごし方としては、定期的に運動をする、バランスの良い食事を摂るというようなことが何よりも大切です。
そして生活のリズムを整えて、十分な睡眠を摂るように心がけて下さい。
当店では、そういったお身体のお悩み、髪質のお悩みに対して、その方に合った適切なヘアケアや、身体のバランスを整えていくコラーゲンサプリメントなど、さまざまな提案ができます!
お気軽にご相談下さいませ!

執筆者
髪の病院 代表 杉本俊明
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