【新連載】クーポン付き！flower y's style こぼれ話とお花ののんびりコラム VOL.1 （2023.4）花選びは香り選び
奥自由が丘の小さな花屋「flower y's style」がお届けするコラム。
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花選びは香り選び
こんにちは、はじめまして。
すずかけ通りの小さな花屋「flower y's style（フラワーワイズスタイル）」の岡山佳子と申します。
日々花屋で起こる「嬉しい出来事」や「ふと思うこと」、季節のお花についてなど書いていこうと思います。
今回は初回ですし、少し私のことを話しますね。
私は四国・徳島出身で、こどもの頃から図画工作と草花が大好き。夏休みなど祖父母の家へ向かう道中、運転する父に「車止めて～」と頼み、道の脇に咲いた草花や苔を採っていたほど。
父は「おまえと走ると進まんな～」とよく笑っていました。
それでも幼い私の夢は ”ファッションの世界で生きること” で、夢叶いアパレル業界に就職。
しかし私がマイペースだからか、のんびりしてるからか、ストイックな社風について行けず退社。
せっかく就職したのに、いきなり無職。
何かせねばと、たまたまアルバイトで入った繁華街のお花屋さん。そこから25年、ずっとお花の仕事をしています。
先日、来店されたお客様と仕事の話をしていた時、「25年も花屋さんされて飽きたりしないですか？」と聞かれた。
そういえばお花の仕事に「飽きた」と思った事がない。
四季でお花が変わるからか、仕事の種類がいろいろあるせいか。
25年経っても、仕入れの為に早起きして市場に行けば毎回鳥肌が立つくらい楽しいし、毎日、お店に来て扉を開けると、ふわ～と押し寄せるお花の香りがたまらない。
「好きこそ物の上手なれ」
そう、好きだから飽きない、25年経っても。
もしもタイムマシーンがあって、25年前の私に「将来、自由が丘で花屋をしているよ」と伝えられたら喜ぶだろうな。きっとあの頃の私とハイタッチする。そんな事を想像しながらこのコラムを書いている。
4月、自由が丘の春。
暖かくて、お天気も良いからお散歩したくなり、ちょっと昼寝もしたくなる。
田舎と違い、都会の方が公園や緑道が多く、花もたくさん植えられていて、少し歩くだけでも心地良い。
春になると、花市場でも花の種類が増え、華やかになる時期。
春といえばやはり「桜」、そして不動の人気者「チューリップ」、インパクトなら「ダリア」。
フリルドレスの様な「ラナンキュラス」・・・言い出したらキリが無いくらい素敵な花がある。
お花を買うとき、色や形で選ぶ事が多いと思います。
プレゼントならお相手の事を想って、ご自宅用ならお部屋のインテリアに合わせたり。しかし、たまには「香り」で選ぶのもいいですよ。買って帰ったお花はお部屋で香りを広げます。
お花がお部屋にある間、ずっとその香りを楽しめる。
「スイトピー」や「ヒヤシンス」「ジャスミン」など、甘い香りが春をお部屋に運んでくれます。
次、花屋に立ち寄られた時は、お気に入りの香水を選ぶように花選びをするのもおすすめです。
執筆者
flower y's style
デザイナー 岡山佳子
東京都目黒区自由が丘2-18-13 cham chamビル1F
自由が丘駅 徒歩5分
OPEN：12:00 - 19:00
CLOSE：不定休
TEL：090-2707-4174
MAIL：flowerysstyle@gmail.com
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